小鬼シリーズを揃えるには……
佐藤秀峰「ブラックジャックによろしく」（漫画 on webフリー素材）
[コスト] SP:3 AP:7
[説明文]全力で逃げ出す。
[効 果]MOVE+3移動する。
小鬼シリーズで習得できる「とんずら」は、一度の行動で5マスもの距離を移動するスキルです。
名前の通りクエスト中のトラップや強敵から逃げるだけではなく、弓や魔法の射程外から一気に隣接するなど、トリッキーな動きが可能となります。
また、特にパブリッククエストで発生する「渋滞」問題の解決にも役立つでしょう。
ただしこの強力な効果のトレードオフとして、小鬼の接頭語にはアイテムの基本性能を劣化（ATKやDEFが-1等）させるペナルティを持つため、その運用にはキャラクター構築段階でどのようにシリーズを揃えるかが重要となります。
今回は小鬼シリーズ成立のための個人的なおススメ装備品を紹介します。
【武器】
小鬼シリーズ成立に必要なのは2ポイントのため、武器ならば劣化装備を一つだけに抑えることができます。
また、武器によるATK上昇率は基本的に補正値×1.0倍以上あるため、ATK-1程度のペナルティは許容範囲であるといえるでしょう。
ただし「小鬼のクレイモア」だけには要注意！ ATKの劣化ペナルティが-2となっており、「熟練のクレイモア」とは一撃毎に4ダメージもの差が出てしまいます。
【盾】
盾における小鬼の接頭語による劣化対象は「DEFによるダメージ軽減」で、ペナルティは「防御を選択した時だけダメージ1増加」という限定的なものです。
特にバックラー（FLEE+1）、カイトシールド（DEF+1）、ルーンシールド（RESI+1）はPCのステータス補正を底上げする特殊効果を期待して装備するものと考えられるため、劣化によるデメリットは感じにくいでしょう。
そもそも防御を捨てたビルドであれば、「小鬼のバックラー」（FLEE上昇）＆「小鬼ローブ」（MDEFが保証）が鉄板かも。
【アクセサリー】
熟練のアクセサリーと比べて能力値上昇が2も低いことで影響が大きいように感じられますが、キャラクターポイントに換算すると6～8CP程度。
RESIやFLEEといったステータス補正そのものを劣化させてしまう頭部や足部の装備品に採用するのと比べれば、結果的に安くなる場面が多いかと思います。
ただしアクセサリーには「泰然」「勇気」「勝利」という他の装備部位では得られない特殊効果を持つものが多いため、これらとの兼ね合いに頭を悩ませることになります。
一方で能力値上昇が上記三接頭語と全く同じであることから、状況に応じて付け替えるという選択もありかもしれません。
アクティブシーンでは移動距離に応じて駒の移動速度が上昇する仕様をご存知ですか？
つまり「とんずら」は長い距離を一瞬で駆け抜ける特殊演出を持つ、めちゃくちゃカッコいいスキルなのです！！
その強力な効果以上の魅力を持つ「とんずら」を、是非使いこなしてみてください。
